神戸・須磨海浜水族園でお化け屋敷「水辺の妖怪」 [神戸出会い]

「暑い!」とお嘆きの方、須磨海浜水族園(神戸市須磨区若宮町1)でぞくっとしてはいかがだろうか。カッパに海坊主、人魚、クラーケン…。水にまつわる国内外の怪異を集めた特別展「須磨怪奇水族園-古今東西!水辺の妖怪」は、お化け屋敷を思わせる本格志向。泣き出す子どももいるという…。

水族園の展示室は黒い幕で覆われていた。妖怪を語り継ぐ資料や再現した人形、その正体とされる生き物や標本が並ぶなど、通常の展示手法ながらも、不気味な雰囲気が漂う。

最初に来館者を驚かせるのは、皿をぬめらせ目を見開いたカッパの人形。地元の造形作家が制作したものだ。

カッパにまつわる江戸期の史料に加え、それぞれカッパの正体だといわれるニホンカワウソの標本、水槽を泳ぐニホンスッポンも展示。子どもたちは絵や人形などと見比べて「似てるかも」と興味津々。動き出しそうなカッパの人形を見て泣く幼い子もいた。

海の妖怪「海坊主」は洋の東西を問わないが、西洋では「海の司教」と呼ばれる。正体はエイの仲間「ジェニー・ハニヴァー」という。その乾燥標本が天井からつるされている。頭巾とマントをかぶったような奇妙な体や怒った顔に見える鼻と口。もし海で出くわしたら、相当怖い。

人が乗れるほど巨大なカエルの妖怪「蝦蟇」、カニの妖怪「大蟹」はモデルのヒキガエル、モズクガニの水槽を並べ、イカの怪物「クラーケン」は地元の食品加工会社が製作したダイオウイカの乾燥標本(体長約2・5メートル)で解説している。

鹿児島県・奄美大島の民間の博物館が所蔵する「人魚のミイラ」、海のユニコーンと呼ばれるクジラ「イッカク」の牙など希少な展示品も。大阪市の女児(5)は「大きなイカが怖かった。夢に出そう」とおびえていた。

11月8日まで。同園TEL078-731-7301


■関西の水族館の特別展示イベント

【シャークワールド~ハンターたちの捕食に迫る!~】

『サメの世界をアトラクション感覚で体感!』
開業25周年を記念した特別展示イベント。海の最強ハンターとして知られるサメの驚きの能力、捕食行動をテーマに、パネルや動画でサメの歯や器官、様々な種類のサメの捕食方法を紹介する。また、国内で数例しか発見されていない貴重な深海サメ・コギクザメの標本や、生きる化石とも言われる珍しい深海サメ・ラブカの標本、さらに海遊館で誕生したサメの赤ちゃんの展示も行う。

【開催場所】海遊館・エントランスビル4F新体感エリア
【開催期間】2015年7月17日(金)~2016年5月8日(日)
【開催時間】9:30~20:00
【電話】06-6576-5501
【住所】大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
【交通アクセス】[車]阪神高速湾岸線・大阪港線「天保山」ICより約5分[公共交通]大阪市営地下鉄:中央線「大阪港」駅下車徒歩5分
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