関西出会い★「播州葡萄園」幻のワイン復刻―加古川などで販売 [兵庫出会い]

明治時代の国営ワイナリー「播州葡萄園」(兵庫県稲美町印南)で醸造され、地元住民によって復刻された幻のワインが1日から、加古川や神戸などの百貨店4店舗で初めて販売されている。

当時と同じブドウの品種、栽培方法を用い、2009年に生産された。

すっきりとした味わいで飲みやすいという。


葡萄園は1880(明治13)年、政府が開園。

30ヘクタールの敷地でブドウを栽培し、ワインが造られていたが、約10年後に民間に払い下げ、やがて消滅した。

1996年に醸造場などの遺構が見つかり、2005年に国史跡となった。


「欧州でできるようなワインを造りたい」。

酒造会社を経営していた赤松弥一平さん(70)、ワインメーカーに勤務していた佐藤立夫さん(50)ら町内の住民3人が03年から、葡萄園跡地でブドウ栽培を始めた。

果実を足でつぶすなど昔ながらの作業で仕込み、09年に500リットルのワインを醸造することに成功した。


その後、ブドウは順調に生育しなかったが、赤松さんらの努力が実り、昨年は4年ぶりに500リットルのワインができた。

今後、安定的にブドウを収穫でき、ワイン醸造の見込みが立ったため、本格的な販売に乗り出す。


復刻ワインは、フランスのボルドーワインの主要なブドウ品種、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンで製造。

酸味があり、甘い香りが楽しめるという。


ラベルも昔のままで、女性の背中に羽が生えている図柄がデザインされている。

赤松さん、佐藤さんは「どのようにして出来上がったのか、夢を感じながら味わってほしい」と話す。


1本(750ミリリットル入り)3150円。

阪急うめだ本店、阪神梅田本店、そごう神戸店、ヤマトヤシキ加古川店で計360本販売。

問い合わせは赤松さんまで(TEL:079-495-0013)。



◆播州葡萄園について
播州葡萄園(ばんしゅうぶどうえん)は、明治時代、兵庫県加古郡印南新村(現・加古郡稲美町)にあった国営のブドウ園およびワイナリー。明治前期の殖産興業政策の国家プロジェクトの一つで、ヨーロッパブドウの栽培とワインの醸造などを目的に1880年(明治13年)開設された。開設当初は、順調にブドウが生育していたが、1885年(明治18年)、フィロキセラによる虫害、さらに大雨と台風の被害を受け、甚大な損害を被った。1888年(明治21年)に民間に払い下げられた後、1896年(明治29年)には廃園状態となった。 播州葡萄園に関する資料はほとんど残っていなかったため、長い間、幻のブドウ園であった。 1996年(平成8年)、稲美町印南地区の圃場整備中に、多くのレンガなどが出土し、加古川市教育委員会などによる発掘調査により、醸造所であったと思われるレンガ積みやガラス瓶などが出土した。現在、播州葡萄園歴史の館が建設され、当時の関連施設の材木の一部や発掘調査で出土した遺物、写真パネルなどで「幻の」播州葡萄園を紹介している。 ブドウ園跡地は、播州葡萄園跡の名称で国の史跡に指定されている。


◎お役立ち地域情報
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